【マイホーム#18】こだわりゼロで即決したマイホーム購入(振り返り)

皆さん、こんにちは。ねぎまみれです。
マイホーム購入は、人生における非常に大きな決断の一つだと思います。多くの方が、たくさんの希望やこだわりを持ってじっくりと時間をかけて理想の住まいを探されることでしょう。
しかし、4年前の私は少し違いました。
共働きと遠隔地の通勤で夫婦の時間が合わず、家へのこだわりもほとんどない。精神的にも余裕がなく「とにかく早くこのタスクを終わらせたい」という気持ちで、ほとんど即決に近い形でマイホームの購入を決めたのです。
今回の記事では、そんな3年前の自分のブログを振り返りながら、当時の切羽詰まった心境と実際に数年住んでみた「現在の率直な感想」をお話ししたいと思います。
当時と同じように、時間に追われながら大きな決断を迫られている方にとって、何かしらの参考になれば幸いです。
※本記事で振り返る内容は2021年当時の経験に基づいています。現在の市場情勢や各種制度とは異なる点があることをご了承ください。
当時の私たち:なぜ「こだわりなく即決」したのか
今振り返っても、当時の私は冷静な判断ができていたとは言い難い状況でした。過去の投稿にもありますが、主な状況は以下の通りです。
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夫婦の時間が全く合わない:
共働きと夫が遠隔地へ通勤していたことから泊まりもあり、生活リズムが異なり、週に1〜3日しか顔を合わせられない状況。 -
情報収集と計画はほぼ一人:
夫が多忙だったため、資金計画からローン、保険の見直しまで、ほとんど私一人で情報収集と検討を進めていました。 -
精神的な疲弊:
仕事、家事に加え、慣れない住宅購入に関する膨大なタスクを一人で抱え込み、精神的に限界を感じていました。 -
家への希望が最低限:
夫婦ともに家に強いこだわりがなく、希望条件は「今より広いこと」「15畳以上のリビング」「3LDK」「予算内」という、ごくわずかなものでした。
このような状況下で、私たちは不動産屋さんも一社しか訪問せず紹介された物件をその場ですぐに契約しました。
当時の記事で、私は自分のことを「鴨がネギ背負ってきたような客ですね〜」と書いていますが、今読んでもまさにその通りだったと感じます。早くこの状況から解放されたい、という気持ちがすべての判断を急がせていたのだと思います。
「もっと楽しめばよかった」という後悔と、現在の答え
当時の記事の終わりには、「もう少し楽しんで選べばよかったのかな?と落ち着いた今なら思えます」と綴っていました。この気持ちは、家を購入された多くの方が一度は感じることかもしれません。
では、3年経った今、本当にそう思うのでしょうか。
結論から言うと、「あの時の私たちにとっては、あれが最善の選択だった」と今は考えています。
もちろん、「もっとこうすれば良かった」という細かな点はあります。コンセントの位置や収納の広さなど、住んでみて初めて気づくことは少なくありません。
しかし、こだわりがなかったからこそ、悩む時間が圧倒的に短く済みました。 もし私たちが細部までこだわる性格だったら、ただでさえ時間がなかったのに、夫婦で意見が衝突し、もっと大きなストレスを抱えていたかもしれません。
最低限の希望であった広さや間取りは満たされており、日々の生活に大きな不満はありません。むしろ、あの時スピーディーに決断したおかげで今の穏やかな暮らしがあるのだと感じています。
楽しむ余裕がなかったのは事実ですが、それは当時の私たちにとって、家よりも優先すべきことが他にあったからなのだと、今なら納得できます。
他人の家は「素敵」、自分の家は「これでいい」
私は当時のブログにこう綴っていました。
「Instagramや仕事で様々な方の素敵マイホームを散々見てきてはいるのですが、人様のお家は素敵!!と思えてもそれを中々自分の身に置き換えられない。」
この感覚は、正直なところ今でもあまり変わっていません。
洗練されたインテリアや、こだわり抜かれた注文住宅を見ると素直に「素敵だな」と感じます。
しかし、以前のように「それに比べて自分は…」と落ち込むことはなくなりました。
家は、誰かに見せるための作品ではありません。私たち家族が、日々を穏やかに過ごすための「器」なのだと考えています。
当時の私が「夢の無い人間」と自嘲していた部分は、見方を変えれば「自分たちの暮らしに必要なものを冷静に見極めていた」ということなのかもしれません。高望みをせず、身の丈に合った選択をしたからこそローン返済などに過度な不安を抱えることなく、精神的に安定した生活を送れている面は大きいと思います。
自分たちにとってのちょうどよさを見つけられたことが、結果的に一番の満足に繋がっています。
さいごに
今回は、4年前のマイホーム購入時の自分を振り返ってみました。
時間に追われ、精神的にも余裕がなかった当時の決断。客観的に見れば、もっと慎重になるべきだったかもしれません。
しかし、「こだわりなく即決した」からこそ得られた、今の穏やかな暮らしがあります。
これからマイホーム購入を検討される皆さんの中にも、当時の私と同じような状況の方がいらっしゃるかもしれません。
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完璧な家を目指さなくても大丈夫です。
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「こだわりがない」ことは、決して悪いことではありません。
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夫婦でじっくり話し合う時間がなくても、暮らしの軸となる最低限の希望さえ共有できていれば、道は開けます。
何よりも大切なのは、家族が笑顔で暮らせる基盤を作ることだと思います。この記事が、皆さんの家選びにおける不安を、少しでも和らげるきっかけになれば嬉しいです。