【マイホーム#20】年収400万・建売住宅購入から数年。当時の「身の丈」判断を振り返る

こんにちは。ねぎまみれです。
今回は、私が2021年にマイホーム(建売住宅)を購入した当時の記録を振り返りながら、その判断が現在にどう繋がっているのかをお話ししたいと思います。
当時の私は年収400万円。決して余裕があるわけではなく、むしろ「貧乏育ち」「金銭的な不安」を強く抱えていました。そんな中で、どのように予算を決め、物件を選んだのか。そして数年が経過した今、その選択をどう感じているのか。
これからマイホーム購入を検討されている方、特に予算設定に悩まれている方にとって、一つの判断材料になれば幸いです。
※本記事で振り返る内容は2021年当時の経験に基づいています。現在の市場情勢や各種制度とは異なる点があることをご了承ください。
- 【マイホーム#20】年収400万・建売住宅購入から数年。当時の「身の丈」判断を振り返る
- 理想とは程遠かった「購入のきっかけ」
- 年収400万の現実と予算設定
- 「身の丈」を選んだ4つの論理的根拠
- 当時の「豆腐メンタル」を振り返って
- 地味でも「安心」を買うということ
理想とは程遠かった「購入のきっかけ」
マイホーム購入というと、夢や理想を時間をかけて形にしていくイメージがあるかもしれません。しかし私の場合は少し違いました。
急を要した引越し
一度はマイホーム検討を挫折し、賃貸生活を満喫していた私ですが、コロナ禍や夫の転職など、複数の要因が重なり「急ぎで引越し」が必要な状況になりました。
理想を温める時間もなく、必要に迫られての購入。当時は「もっと時間をかけたかった」という思いもありましたが、今はこう考えています。
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「必要な時が、購入のベストタイミングである」
ライフステージの変化に合わせて柔軟に動けたこと自体が、結果として正解だったと捉えています。
年収400万の現実と予算設定
私が希望していたエリアは、全国でも地価が高い地域でした。当然、理想を追求すれば予算は青天井になります。 そこで私は、感情ではなく「数字」と「リスク」に基づいて予算を算出しました。
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当時の私(妻)の年収: 400万円
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設定した借入額目安: 2500万円前後
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実際に購入した物件価格: 2700万円
予算をあと200〜300万円上げれば、より立地が良く、設備の整った物件も視野に入りました。不動産会社の方からも、もう少し高いローンが組めると提案されたこともあります。
しかし、私はあえて2700万円の物件に留めました。
「身の丈」を選んだ4つの論理的根拠
なぜ、融資可能額ギリギリまで借りず、あえて予算を抑えたのか。その理由は、以下の4点のリスクヘッジを徹底したかったからです。
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ライフイベントによる収入減のリスク
住宅ローンの主たる契約者は私(妻)でした。将来、出産や育児で休職した場合、収入が大きく落ち込む可能性があります。その期間も無理なく返済できる額である必要がありました。 -
ボーナスカットのリスク
年収400万円というのは、ボーナスを含んだ額です。景気変動などでボーナスが無くなった場合でも、月々の給与だけで生活と返済が破綻しないかを重視しました。 -
「万が一」の単独返済リスク
仮に夫と死別するなどして、私一人で子どもを養うことになった場合。保険金などをあてにせず、自力で返済と生活を維持できる金額であるかをシビアに計算しました。 -
メンテナンス費と貯蓄の確保
賃貸時代と同等のペースで貯金を継続したかったことも大きな理由です。持ち家は修繕費がかかります。カツカツのローンを組んでしまえば、家の維持管理や将来への備えができなくなります。
当時の「豆腐メンタル」を振り返って
当時は、300万円の頭金を用意したものの、ほぼフルローンに近い状態での購入に恐怖を感じていました。 自分の性格を「豆腐メンタル」「極度の心配性」と自嘲していましたが、ポジティブに捉えるとこの「臆病さ」こそが最大の武器だったと感じています。
「石橋を叩く」ことの重要性
不景気に危ない橋を渡るという危機感を持っていたからこそ、安易に予算を拡大せず、身の丈に合った物件を選ぶことができました。
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当時: 「ビビりすぎかもしれない」という不安
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現在: 「あの時、無理をしなくて本当に良かった」という安堵
実際に生活を始めてみると、固定資産税や予期せぬ出費など、住宅ローン以外のコストがかかります。もしあの時、見栄を張って予算を上げていたら、今の穏やかな生活はなかったかもしれません。
地味でも「安心」を買うということ
私のマイホーム購入は、キラキラした夢のある話ではありません。 しかし、徹底的にリスクを想定し身の丈に合った選択をしたことで、現在は家計への過度なプレッシャーを感じることなく生活できています。
地味で質素な選択かもしれませんが、それが日々の心の余裕に繋がります。 私のこの現実的な記録が、皆様の堅実な家づくりの参考になれば幸いです。