【投資#23】投資信託のポートフォリオを整理しました

皆様、こんにちは。 今年の2月から国内の個別株への投資を始めたねぎまみれです。
2025年も終わりに近づき、資産状況の確認を行いました。 一般的に、投資信託を用いた資産形成では「一度買ったら売らずに持ち続ける(バイ・アンド・ホールド)」ことがセオリーとされているそう。
私も2019年から今年の2月までは、その定石通り、投資信託を積み立てては放置していました。
しかし今回、私はあえて保有している投資信託の一部を売却しポートフォリオの大掃除を行いました。 これは投資を縮小するためではなく、過去の知識不足による設定の清算とさらに投資をするための資金作りが目的です。
今回は、なぜセオリーに逆らって売却を選んだのかその等身大の理由と今後の戦略について記録します。
1. 過去の「適当な設定」を清算するため
投資を始めた当初、私はファンドの中身や設定を深く理解せず、「なんとなく」で選んでいました。 今回ポートフォリオを見直して気づいたのが、分配金受取型と再投資型が混在していたことです。
本来、複利効果を最大化するなら「再投資型」を選ぶべきです。しかし、知識がなかった頃の設定のまま、「受取型」のファンドが紛れ込んでいました。 これらは運用効率の観点から最適ではないと判断し、今回まとめて売却して整理しました。
2. 個別株投資の「種銭」を確保するため
これが最も大きな理由です。 「暴落への備え」といった戦略的な理由以前に、単純に個別株を買いたいが、自分の入金力には限りがあるという現実があります。
毎月の給与からの入金力だけでは、買いたい銘柄をタイムリーに買うことは困難です。 そこで、成績が横ばいの投資信託や、前述の設定ミスによるファンドを現金化し、その資金を自分の裁量で動かせる個別株投資用の軍資金に回すことにしました。
3. 「投信=ガチホ」に対する自分なりの解釈
基本的には、インデックス投資は長期保有が安牌だと考えています。 しかし、今回売却した中には日本株のアクティブファンドも含まれていました。
これらの中身を分解すれば、結局は「プロが選定した個別株の集合体」です。 私は自分の個別株投資において「+20-30以上%で利益確定」などのなんちゃってルールを設けています。 ならば、投資信託であっても、その中身が株式中心であり、十分な利益が出ているなら、確定させて現金化するのも一つの合理的な判断ではないかと考えました。
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たわらノーロード 最適化バランス(成績が横ばいで資金効率が悪いため売却)
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年金積立 Jグロース(30%以上の十分な利益が出ていたため利益確定)
4. dポイント投資(マネックス証券)の戦略変更
今年5月から、貯まったdポイントを利用して「楽天・全米株式(楽天VTI)」を積み立てて11万円ぐらいになりました。 しかし、ポイント投資はいわば余剰資金です。
手堅いVTIで安定運用を目指すよりも、この枠こそリスクを取ってリターンを追求すべきだと考え直しました。 そこでVTIはいったん売却し、今後はより攻撃的なファンドへ切り替えていく予定です。
5. NISA積立バランスの最適化
売却だけでなく、楽天証券の「NISAつみたて投資枠」の設定も見直しました。 これまでの適当な配分を改め、これからの自分の戦略(守りのS&P500、攻めの日本株投信など)に合わせて、毎月の積立金額のバランスを調整しました。
まとめ/結論
今回のポートフォリオ整理は、単なる利益確定というよりも、投資初心者だった頃の自分が散らかした部屋を、今の自分が片付けたという意味合いが強いです。幸い、元本は少なかったので投資信託のトータル金額はそこまで落ちずです。今回得た実現損益は約14万円程度ですが自分にとっては助かります。。
また、今後も自分のお財布と相談してたまにポートフォリオを見直したほうがいいのかなーといった感じです。
来年も淡々と地味に投資を続けていきたいと思います。






